湖岸を歩く
At the lake.
風のない朝だった。水面は鏡のようで、対岸の木立がそのままかたちを残している。人の気配はなく、自分の足音だけが水辺の小石に返ってくる。
ここに来るのは三度目で、毎回同じ位置に立つ。景色は変わるが、立つ場所は変わらない。その差分だけを記録していきたいと思っている。
写真を一枚だけ撮って、あとは歩いた。何かを持ち帰るのではなく、何かを置いてくるための時間。
風のない朝だった。水面は鏡のようで、対岸の木立がそのままかたちを残している。人の気配はなく、自分の足音だけが水辺の小石に返ってくる。
ここに来るのは三度目で、毎回同じ位置に立つ。景色は変わるが、立つ場所は変わらない。その差分だけを記録していきたいと思っている。
写真を一枚だけ撮って、あとは歩いた。何かを持ち帰るのではなく、何かを置いてくるための時間。